帰国子女の成長をサポート!デメリットにも負けない子育てのアドバイス

帰国子女/海外生活
記事/リンク内に広告が含まれています。

はじめに

こどもたちにとっての海外生活は一生物の経験になる一方で、注意が必要なデメリットがあることも忘れてはいけません。この記事では、帰国子女を育てる親が注意すべきデメリットと、それに対処する方法について詳しく掘り下げていきます。

メリットについてはこちら↓

子供の未来をひらく!経験談からの帰国子女にするメリットとその鍵

新しい文化へ慣れるのに時間がかかる

海外生活は、何から何まで新しいことだらけです。言語、習慣、価値観が異なる環境に慣れるまで、少しばかりの時間がかかることがあります。最初は子供たちが戸惑ったり、違和感を覚えることもありますが、その過程をサポートすることが非常に重要です。

まずは、クラスメートや学校の先生と積極的にコミュニケーションをとってみるようにしましょう。新しい友達や先生との関わりを通じて、子供たち自ら段階的に慣れていくのが大切です。また、学校側にも子供の状況を伝えてスムーズに新しい生活に馴染めるようにサポートをお願いしましょう。

しばらくして子供たちが言葉や習慣に慣れてくると、新しい文化が少しずつ身近に感じられるようになります。親としては、子供たちの成長や変化に寄り添いながら、サポートしてあげることが大切です。新しい環境での小さな成功や喜びに目を向け、ポジティブな経験を共有することで、子供たちはより自信を持ち、新しい文化に柔軟に順応していくことができますよ!

帰国後の逆カルチャーショック

新しい場所に慣れるのは、帰国子女にとって大変なこと。でも、帰国後にはまた違った逆カルチャーショックが待っているんです。昔慣れ親しんだ場所に帰るって、思った以上に大変なことがたくさんあるんですよね。

子供たちが帰国後に感じる戸惑いや不安は、私たち親もよく理解しています。友達との関係が変わったり、慣れ親しんだ生活が一変したりするのは、子供たちにとってプレッシャーになることもあります。

この逆カルチャーショックにはゆっくり向き合っていくことが大切。子供たちの不安や質問に真剣に向き合い、オープンに話すことがポイントです。同時に、新しい場所での良い経験や成功を強調して、子供たちが自信を持ちながら変化に対応できるようにサポートしましょう。ちょっとしたことでも褒めてあげるとポジティブになりますよ!

 

学校での温度差

日本人学校に通っていたた場合はすんなりと日本の学校に慣れやすいですが、インターナショナルスクールや現地校出身の場合カリキュラムが全く違うため授業やクラスメートと馴染むのに時間がかかります。また、よく耳にするのが「いじめ」の問題。

英語の発音が良すぎてカッコつけてるみたい〜

と言われたり、

日本語が変!

といじられたり… 

これを防ぐには事前に子供たちにポジティブマインドを教えてあげるのが大切です。日本語が変!と言われても

そう?じゃあもっと頑張るね!

私は〇〇語ができるよ!一緒に教え合いっこする?

とか、

英語発音良すぎ〜と言われたら

ありがとう!〇〇くん〇〇ちゃんも□□上手ですごいな!

等、「ポジティブに受け止めて切り返す」

ことを教えてあげましょう!

また、帰国後の学校を帰国子女の受け入れが多いところやインターナショナルスクールを選ぶという方法もあります。同じような体験をしてきた子どもたちと過ごせるので子供への負担は少なくなりますよ。

海外移住、日本帰国時期のタイミング

帰国子女とは親の都合で海外に引っ越してその後日本に帰国した子どもたちのこと。どうしても親の仕事のタイミングに子どもたちの生活スタイルを合わせることになってしまいます。ただ、学校生活では思い出に残る行事がいっぱい。楽しみにしていたイベントや友達との思い出のチャンスがなくなるのは子供にとってかなり辛いことなんです。 

るるるんの友人で、お兄さんの中学校入学に合わせて帰国したため、妹さんは小学校卒業前に帰国、卒業アルバムには自分の写真もあまり載っていないしずっと仲良くしていた友達はみんな海外で日本の小学校が嫌いだった…という話を聞きました。

仕事上でどうしても時期をずらせないこともあるとは思いますが、上司や仕事先と相談して子供にとってベストなタイミングで引っ越しができるといいですよね。上記のような卒業エピソードでは、通っていた学校に連絡して特別に卒業アルバムを日本に送ってもらったケースも。仕方ないよ、とすぐに諦めずに親ができることを探してみましょう

言葉の混乱への対処

留学経験者の子供はいろいろな言語に触れる中で、いったいどの言語、言葉を使ったらいいのか混乱することがあります。混乱を防ぐには、親が子供たちの言葉の整理を手伝い、家庭内での言語のルールを作ることが大切です。

子供が日本語よりも外国語が得意な場合は、帰国してからは学校では日本語を話すことを教えて、家庭内でも日本語のテレビや本をみたりするようにしましょう。しばらくすると子供たちは言葉の使い分けがしやすくなり、自分の意思を明確に表現できるようになります。日常的に日本語を使うことで学校生活でもスムーズに会話をすることができるようになっていきますよ。

自分のアイデンティティの悩み

幼少期に海外に長くいると、自分のアイデンティティがわからなく悩むことがあります。

両親は日本人だけど日本語よりも外国語が得意、海外で生まれて国籍が日本じゃない、日本人で日本語が得意でもバックグラウンドが周りと違う、等から

自分は変だ、自分はどうしているのが正解なんだろう、自分ってどこが故郷なんだろう、

と悩んでしまうことが多くあります。特に中学生高校生は帰国子女じゃなくても自分らしさや生きることとは何なのかを考え始める時期です。こどもが悩みを打ち明けたいとき、親が一番身近で頼れる存在、そして家が心地よい場所であるような環境づくりを常に意識しましょう。こどもたちは自分の悩みを自分の言葉で整理して伝えていく中で、気持ちも少しずつ整理されていきます。親はオープンに、自分は自分のままでいいんだよ、と個性を受け入れてそれに合わせて良いところを伸ばしていけるようにサポートしてあげましょう。

 

まとめ

この記事では、帰国子女が経験するデメリットにどう向き合い、サポートをしていくかについてまとめました。帰国子女をもつパパママさんは、こどもにしっかりと寄り添ってあげて一緒に帰国後の環境に慣れていくことが大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました