妊婦健診から出産まで全部無料?!カナダと日本の出産費用比較

国際結婚/海外出産
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はじめに

よし!第三子は日本で出産しよう!と意気揚々で帰国し、びっくりしたのは出産費用の高さ

だってカナダは全部無料なんです!!!!!

今回は今回は私が住んでいたカナダ、バンクーバー市ブリティッシュコロンビア州での出産と日本の出産費用の違いについてお伝えします。

(2020年11月までの経験をもとに記事を作成していますが、現在は変更の可能性があります。)

基本的な費用

バンクーバーでは妊婦健診、エコー検査、出産費用まですべて無料です。ただしこれはBC州政府の州保険MSP(Medical Services Plan)に入っていることが条件。日本で言う国民健康保険ですね。

MSPは日本の保険のような○割自己負担ではなく、診察料はすべて無料です。(⚠歯科は含まれません。)そこに妊娠中の検査も含まれているんですね!これは日本でも導入されてほしい…!

対照的に、日本では各自治体の補助券を使って無料になる場合もありますが妊婦健診、エコー検査、出産、入院費用、全てお金がかかります

自治体の補助券を利用する場合でも、先払いが一般的で、これが家計に大きな負担をかけます。

るるるんは親に 

『生まれてくる子供のための強制貯金だと思えばいいんじゃない?』 

と言われましたが、それも家計にある程度余裕がないと妊娠出産は厳しいですよね…

大体の費用の比較

カナダ:

  • 0円(薬を処方される場合を除く)

日本:

  • 妊婦健診: 約10万円(各5000-10000円ほど × 約14回)
  • 出産費用: 約50万円(約50-100万円)

経済的負担が少子化の一因となるのも理解できますね。

費用補助の手続き

カナダでは、保険に入っていれば全てカバーされるため、出産費用の補助を受けるための特別な申請は必要ありません

日本では、社会保険に入っていると支給される出産手当金、国からの出産育児一時金、各自治体ごとの妊婦健診の補助など、

全て自分で申請手続きをしないと補助がうけられません。

この時点でかなり面倒。

そしてすべてオンライン申請できるわけではないことに衝撃…!!!

マイナンバーカードがはじまって多少はオンライン化しているようですがまだまだ日本の対応が遅れている印象です。

カナダでのデメリット

ここまで読むとカナダ最高!と思うかもしれませんが、日本と比べてデメリットも。 

エコー検査、採血、妊婦健診 はそれぞれ違う場所で受ける

カナダでは妊婦検診をするクリニックでは採血、エコー検査はしてくれません。予約をして違う施設に毎回行くのは妊娠中大変なことも。 

エコー検査が3回だけ

日本では健診の度にお腹の赤ちゃんの成長を画面越しに見ることができますが、カナダではエコー検査(Ultrasound)が妊娠初期、中期、後期、たった3回のみ…!これはもどかしい…

入院日数が1日

カナダでは出産してたったの一日で帰されます。産んで休んで次の日に帰宅です笑 日本のクリニックにそのことを伝えるとびっくりされました笑私も一日で帰されるのは無理があるんじゃ…と思っていましたが、娘も息子も二人共産んで翌日退院だったのでなんとかなるものです。帝王切開の場合は4日入院ですが、それでも日本に比べたらかなり短いですよね。

まとめ

費用面だけをみるとカナダが良いですが、サポートを考えると日本のほうがよいのかなと感じています。

もしカナダと日本で出産を迷っている方がいたら是非参考にしてみてくださいね!

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